テキサスホールデムで億万長者になるまで。

テキサスホールデムで億万長者になるまでを綴っていきます。

スクイーズとは

スクイーズとは

直訳すると「絞る」という意味です。

この場合の「スクイーズ」の意味は

全員を降ろしてスチールすることです。

 


アーリーポジションのプレイヤー(EP1)がレイズ、ミドルポジションのプレイヤー(MP1)がコール、BTNであなたがリレイズ、EP1、MP1共にフォールド。

 

何をしているかというと

自分のハンドはあまり良くないが

ブリフロップ時から積極的なアクションをすることで相手をビビらせ

フォールドさせてしまうという作戦です

 

オープンレイザー(EP1)がルースなプレイヤーであること
オープンレイザーが幅広いハンドでスチールするプレイヤーであること
オープンレイザーとあなたまでの間に、複数人のコーラー(MP1)がいること
あなたのテーブルイメージがタイトであること

 

これがスクイーズをする条件です。

この条件がすべて当てはまればベストですが

ある程度当てはまっていれば狙えます

 

例では、あなたにポジションがある場合について書いていますが

あなたにポジションが無くてもスクイーズは可能です。

フロップ以降あなたにポジションがないので、コールされる可能性は高くなりますが、あなたのハンドはかなり強く見えているため、降ろせる可能性は高いです。

 

 

 

【プロプレイヤー】トム・ドワン(durrr)

トム・ドワンは1986年6月30日生まれ。

アメリカのニュージャージー州で生まれ育ちました。

 

伝説のオンラインポーカープレイヤーです。

トム・ドワンという名前よりも「durrrr」(ダール、デュール)というハンドル名の方が有名かもしれません。

 

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ボストン大学在学中にオンラインポーカーに出会い

ゲームで才能が開花。世界最高のポーカープレーヤーと肩を並べるまでになりました。

ボストン大学の学生だった17歳の時に$50のバンクロールでオンラインポーカーをはじめ、一度も追加入金せずに現在のレートに至る。

 

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トム・ドワンといえば「durrrrチャレンジ」が有名ですね

 

彼はオンラインでヘッズアップを4テーブル同時に5万ハンドプレーすることで、どんな相手でも$50万に対して$150万出すことを申し出ました。

5万ハンド終了時点でより多く稼いだプレイヤーが勝利になります。

さらに相手がドワンに勝利した際、追加でドワンが相手に150万ドルを支払う。

逆にドワンが相手に勝利した際には、相手が追加でドワンに50万ドルを支払うというトム・ドワンが完全に不利なルールです。

 

トム・ドワンにはこれくらいのハンデがあっても勝つのが難しいということですね

 

 

トム・ドワンのプレイ動画

 

 

 

フィル・アイビーを相手にトム・ドワンのブラフが見事決まったゲームです。

 

 

少し長めの動画です

 

 

トムドワンとパトリックアントニウスの動画です

 

 

 

トムドワンの大胆なブラフが決まりました

 

 

自分が勝っているのを分かりながらも、あえて高額なベットをしないで

相手からチップを引きずり出しています

 

 

 

ブラフ成功しています

 

 

1対1の戦いです

 

 

日本人プレイヤーとの対戦です。

 

 

 

トムドワンとフィルヘルミュースの戦いです

 

 

トムドワンとトランの戦いです

スロープレイとは

スロープレイとは、名前の通りゆっくりプレイすることです。

ポーカーにおいてスロープレイとは、ただ時間をかけてゆっくりプレイすることではなく、

自分が非常に強いハンドを持っている時に、チェックやコールを多様して相手に降りてしまわれないようにコールなどをして相手に可能な限りチップを出させて利益を最大化するようなプレイのことです。

 

以下の例を参考に解説していきます

 

全員100ドル持ち、あなたはBTNでKKが配られました。

MPが6ドル(3BB)にレイズし、他は全員フォールドしてあなたの番です。

ここでリレイズしてしまうと相手が降りてしまうのでスロープレイにはなりません。

 

このままコールしてもヘッズアップになりそうなため、あなたはコールし、ポットを大きくしようと考えます。

あなたコール、SBとBBフォルド、ヘッズアップになりました。ポットは15ドルです。

 

フロップ:Kダイヤ Qスペード 3クローバー

 

MP10ドルベット

あなたはKのトップセットを手に入れたので、現状もっとも強いハンドです。

レイズすることも可能ですが、ここはあえてコールします。

ポットは35ドルになっています。

 

ターン:5ハート

 

MP20ドルベット。

あなたのKのセットは現在も最も強いハンドです。スロープレイを続けるあなたはコールします。
ポットは75ドルになりました。

 

リバー:9クローバー

 

MP30ドルベット

 

ポットは105ドルになりました。
あなたのKのセットは、JTを持つストレートの次に強いハンドになってしまいました。

 

さて、ここから先に考えられるシナリオを全て書き出してみましょう。
(レイズはオールインとしました)

フォールドして負ける
コールして勝つ
コールして負ける
レイズオールインして降ろして勝つ
レイズオールインしてコールされて勝つ
レイズオールインしてコールされて負ける

 

結果的に勝てばスロープレイ成功ですし、負ければスロープレイ失敗です。

 

相手がJTを持っているかどうかがカギとなっています。

 

慎重に分析しつつ、これからのアクションを決めましょう。

コンティニュエーションベット

コンティニュエーションベット(CB)とは、ブリフロップ時にアグレッシブなアクション(ベットやレイズ)を行ったプレイヤーがフロップの際に欲しいカードが落ちなかった場合でも

引き続きベットし続ける、ポーカーの戦術の一つです。

 

例えば、AKoを持ち、ブリフロップ時にレイズしたプレイヤーが

ヘッズアップになりフロップがJ42と開いた後に、ヒットはしていないが、強さを主張するために、引き続きベットすることです。

 

 コンティニュエーションベットは、「ランダムハンドはフロップでヒットする確率が3分の1しかない」という理論に基づいて行われます。つまり、一対一であれば、相手は3分の2の確率でヒットしないことになるので、こちらがベットすれば降りる可能性が高いと予測できます。

 

相手が降りる理由

相手がノーヒットだった場合、もしあなたがコンティニュエーションベットを行っていて

相手がそれを疑ったとしてもコールするのはなかなか困難です。

それは、あなたがブリフロップ時にアグレッシブにアクションをしているため、相手はあなたのハンドを高いハンドだと予想しています。

たとえお互いノーヒットだったとしてもハイカード勝負で勝てない、ポケットペアをもたれていた場合も勝てない、と相手が考え、相手にすれば降りるのが妥当になるのです。

 

人数が多い場合は危険

フロップに進んだプレイヤーが多い状況では、コンティニュエーションベットはリスクを伴います。それは人数が多ければ必然的にヒットしたプレイヤーがいる可能性が高まるため、コンティニュエーションベットをしたとしてもコールされる可能性が高くなるからです。

 

コンティニュエーションベットの成功率を高めるには、まずフロップでアグレッシブに攻めて、フロップに進む人数を減らすのが大事だと言えます。

 

ボードを読む

コンティニュエーションベットを成功させるためには、ボードの気配を読むことが大事です。

相手には降りてほしいので、降りやすいボードとは何かを把握しておきます。

 

フロップにAやKが落ちている
フロップに2枚以上の同一スーツがない(フラッシュドローにならない)
フロップにコネクターがない(ストレートドローにならない)


これは、ドローになりにくい、AやKなどヒットされていれば厳しい、というボードです。

 

アクションや相手の傾向を読む

コンティニュエーションベットは、相手が降りてくれるようなプレイヤーでないと仕掛けてはいけません。ミドルヒットで最後の最後までコールしてきたり、Aを持っているだけでコールしてくる相手に行うと事故ります。

 

相手がタイトなプレイヤーで、さらにあなたまでチェックでまわってきた場合、コンティニュエーションベットの絶好の機会といえます。

 

 

ハンドレンジ

ハンドレンジとは、そのプレイヤーが持っているハンドの強さの範囲です。

ハンドレンジが広いということはハンドが特定しずらく、ハンドレンジが狭いということは、ハンドを想定しやすいです。

相手のハンドを特定するためには、できるだけハンドレンジを狭める必要があります。

 

スターティングハンドのレンジ

プレイヤーがゲームに参加するかしないかを判断するレンジのことです。

 

プレイヤーの持つことの有りえる2枚のカードの組み合わせは、

52枚の中から2枚を抜き出すことになるので、52C2となり、組み合わせ総数は1326通りとなります

 

ただし、相手のハンドレンジを想定するときに、スペードのAとダイヤのKのパターンと、クローバーのAとハートのKのパターンとでは区別しないため、まとめて考えると

あり得るハンドは全169種類になります。

 

たとえばプリフロップであまり積極的ではないプレイヤーがUTGであるのにレイズした場合、こうしたアクションを行なうのは上位5%程度のハンドである、と仮定すると、持ち得るハンドレンジは

88+, AJs+, KQs, AKo

となります。これらのハンドの組み合わせ総数は70通りあります。ですので、正確には1325通りのうち、上位5.28%ということができます。

 

ブリフロップのアクション後

事前にアクションがあった後のハンドレンジというのはある程度狭まります

 

事前にレイズされていた場合に3ベットするレンジや、コールするレンジです。

 

事前にレイズが入っており、3ベットするレンジは、タイトなプレイヤーであれば上位2%程度になるかもしれません。その場合のハンドレンジは

JJ+

となります。AA、KK、QQ、JJの4種類です。組み合わせ総数は24通りです。

レイズにコールするレンジであれば、上位2%(3ベットするので)を除いた、15%までのハンドと仮定すると

TT-77, A7s+, K9s+, QTs+, JTs, ATo+, KTo+, QJo

となり26種類、組み合わせ総数は160通りとなり、1326通りの中で12.07%がこのプレイヤーのスターティングハンドのレンジとなります。

 

まとめ

ハンドレンジを狭めることだけに囚われていると、決めつけることになってしまい

ハンドレンジを決めつけることはあまりよくありません。

ハンドがこれに違いない!

と思っても、100%はあり得ないので注意しましょう

プレイヤーの癖

プレイヤーの癖(テル)を見抜くことは

このゲームで勝つ上での重要なテクニックの一つです。

テルとは、目をきょろきょろさせるような身体的な動作から、ドローで必ずベットする、といったプレイの癖も含めてテルと言います。

 

アクションまでの速度

例えば、コールのアクションを一つに例えると

即コールをしたのか、考えてからコールをしたのか

これによって相手のハンドが伺えます。

一般的に、即コールはあまり強くないことの表れだとされています。

 

カードを絞る

しぼるというのはこの場合、一枚目のカードを見てからその後ろにある二枚目のカードをずらしてゆっくり見ることです。

常にカードを絞っていれば問題ないのですが、一枚目のカードが良かった時だけ絞っていると

相手に自分がAやKが入ったとバラしているようなものなので注意しましょう。

 

カードを見た時の反応

ホールカードか配られ、それを見た瞬間が一番表情に出やすいとされています。

AAなどの高いランクのカードが配られたら、こわばって息を飲んだり

低いランクのカードがくばれたら溜息をつくなど

わかりやすいことをしてしまうて相手プレイヤーにばれてしまいます。

 

急にチップをいじる

2枚のホールカードを確認後、急にカードをいじる人がいます。

大体の場合、ホールカードがよい状態の可能性が高いです。

 

ベットサイズ

ベットする額が弱い時と強い時で明らかに違う場合もテルと言えます

 

しゃべるor黙る

良いハンドが来ると急に黙ったり、喋りだしたりするプレイヤーがいます。

 

首をかしげる

「ん?どんなハンドでコールしてるの?なんでコールできるの?(こっちは強いのに)」

これをアピールするためにかしげます。

これをアピールしたいということは、自分のハンドの弱さを隠すためです。

このアピールをすることで、相手に降りてほしいのです。

 

ハンドの再確認 

フロップが開いた後に自分のハンドを確認することです

フラッシュやストレートなどの複雑なボードの可能性が高いです。

 

ターンでの素早いベット

ターンでの素早いベットやレイズは強いことを表しますが、ターンで落ちたカードは関係なく強い(フロップトップヒットは2ペアなど)場合がほとんどです。

 

ベットする振りをしてチェック

チップを持ってベットする振りをしてからのチェックはほとんどの場合、その時点では微妙なハンドです。

打ちそうになってやめる、というテルを見つけた場合、弱いと言っているようなものですから、気にとめずにベットすべきです。

ブロックベット

ブロックベットとは、相手と自分どちらが勝っているかわからない時にポットサイズをコントロールしたえり、ブラフを防いだりするためのベットです。

別名ディフェンシブベットとも呼ばれています。

ブロックベットの詳細

プロテクションベットとは別なので注意してください。

プロテクションベットとは

 

ドローを安く引く

例えば

ボードに4枚目が開いた状態で、ハンドが後1枚でフラッシュが完成するという時、

5枚目を安く見たいためにチェックをすると、相手が大きなベットをしてきたために諦めた

という経験はほとんどのプレイヤーが経験したのではないでしょうか。

もしリバーを少ない投資で見にいくことが出来れば、ドローを完成させることも高い確率でできますし、もし引けなくても出費は最小限に抑えることができます。

 

ブラフさせないためのブロックベット

自分のハンドはかなり強いハンドであるが、自分よりも強いハンドを持っている人がいる可能性がある場合

相手にブラフさせないためのベットをし、少ない投資でショーダウンまで持ち込む

という方法もブロックベットの一つです。

 

レイズされればフォールドする

ブロックベットの目的は、少ない投資で目的を達成することです。

いかに安い額でドローを見たりショーダウンに持ち込んだりするかです。

もし、相手のプレイヤーがレイズをしてきたら通常フォールドします。

「安くリバーを見たいからブロックベットしたらレイズされたけど相手はブラフかもしれないからコールする」というのはおかしなプレイです。

 

ブロックベットだと相手にばれると利用される

もし相手にブロックベットをしているばれたら、もちろんレイズされます。

レイズされれば降りるからです。

ブロックベットだと悟られないようにするためにはアクションを散らす必要があります。

 

ブロックベットに適した額

ブロックベットはポットをコントロールする為に行う小さなベットなので、相手がベットしそうな額よりも小さな額をベットします。

あまりにも少ない額でベットしてしまうと相手は迷わずレイズしてきますので

相手がレイズしそうになく、その中でも出来るだけ少ない額でベットします。

相手がベットするであろう額の40%~60%がよいのではないでしょうか。

一概には言えないので状況次第でブロックベットのサイズは変えていきましょう。

 

 

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