コンティニュエーションベット
コンティニュエーションベット(CB)とは、ブリフロップ時にアグレッシブなアクション(ベットやレイズ)を行ったプレイヤーがフロップの際に欲しいカードが落ちなかった場合でも
引き続きベットし続ける、ポーカーの戦術の一つです。
例えば、AKoを持ち、ブリフロップ時にレイズしたプレイヤーが
ヘッズアップになりフロップがJ42と開いた後に、ヒットはしていないが、強さを主張するために、引き続きベットすることです。
コンティニュエーションベットは、「ランダムハンドはフロップでヒットする確率が3分の1しかない」という理論に基づいて行われます。つまり、一対一であれば、相手は3分の2の確率でヒットしないことになるので、こちらがベットすれば降りる可能性が高いと予測できます。
相手が降りる理由
相手がノーヒットだった場合、もしあなたがコンティニュエーションベットを行っていて
相手がそれを疑ったとしてもコールするのはなかなか困難です。
それは、あなたがブリフロップ時にアグレッシブにアクションをしているため、相手はあなたのハンドを高いハンドだと予想しています。
たとえお互いノーヒットだったとしてもハイカード勝負で勝てない、ポケットペアをもたれていた場合も勝てない、と相手が考え、相手にすれば降りるのが妥当になるのです。
人数が多い場合は危険
フロップに進んだプレイヤーが多い状況では、コンティニュエーションベットはリスクを伴います。それは人数が多ければ必然的にヒットしたプレイヤーがいる可能性が高まるため、コンティニュエーションベットをしたとしてもコールされる可能性が高くなるからです。
コンティニュエーションベットの成功率を高めるには、まずフロップでアグレッシブに攻めて、フロップに進む人数を減らすのが大事だと言えます。
ボードを読む
コンティニュエーションベットを成功させるためには、ボードの気配を読むことが大事です。
相手には降りてほしいので、降りやすいボードとは何かを把握しておきます。
フロップにAやKが落ちている
フロップに2枚以上の同一スーツがない(フラッシュドローにならない)
フロップにコネクターがない(ストレートドローにならない)
これは、ドローになりにくい、AやKなどヒットされていれば厳しい、というボードです。
アクションや相手の傾向を読む
コンティニュエーションベットは、相手が降りてくれるようなプレイヤーでないと仕掛けてはいけません。ミドルヒットで最後の最後までコールしてきたり、Aを持っているだけでコールしてくる相手に行うと事故ります。
相手がタイトなプレイヤーで、さらにあなたまでチェックでまわってきた場合、コンティニュエーションベットの絶好の機会といえます。