投機的なハンド
投機的なハンドとは、現時点ではそれほど強くないが、リバー、ターンなどのカードでモンスターハンドに化ける可能性のあるスターティングハンドのことです。
いわばドローで引き当てられるかどうかのハンドです。
有名なプロプレイヤーのダニエル・ネグラヌが好んでするプレイスタイルの一つです
主に投機的なハンドは以下のハンドです。
22~77などの低いポケットペア
連続したランクのカード、56oなど
同じスーツのカード、4Jsなど
同じスーツで連続したカード、89sなど
同じスーツでランクが一つ離れたカード、79sなど
89sといったスーテッドコネクターは、プリフロップの時点では、AJには約40%、TTなどオーバーペアには20%弱の勝率しかありません。つまりヘッズアップで戦うべきハンドではありません。
同じスーツで連続したカードなどは、ペアを作ることを期待するハンドではなく、ストレートやフラッシュを完成させ、ビッグハンドを作って相手に勝つハンドです。
また、ドローの状態でセミブラフを使ってアグレッシブに攻めるなどの手段もあります
スモールペアやミドルペアは、ヘッズアップでは強いため、レイズして参加者を減らすのも手ですが、ほとんどの場合ボードにオーバーカードが落ちます。
その場合相手にプッシュされると、身動きがとれなくなるため、このように投機的なプレイをする方法もあります。
主にポジションがない場合、スモールペアは投機的な方法でプレイするのがよいでしょう。